2021年10月11日月曜日

保育園の稲刈り



運動会が終わって3日後。予定通り稲刈りをしました。振り返れば5月の末にご近所のかたと子ども達と先生たちで植えたヒョロヒョロ苗が太く分決して大きな束になっています。稲の不思議さを感じました。全て手作業の田植えでした。今回考えたのですが、稲刈りも全て手作業で刈り取る事にしました。「自分で鎌を使って稲を刈る」「お米になるまでを知る」等々体を動かして体験する事で「食育」「豊かな感性」に繋がっていくように思いました。日本の稲作は弥生時代に始まったと言われています。令和の時代にも受け継がれました。歴史の中の一コマに入り文化の継承ができた事が嬉しかったです。


風が吹くと田んぼからざざざーと聞こえる
たわわに実った田んぼ。風が吹くと
稲穂がこすれるのか「ざざざー」
と聞こえる・・・らしい

 

一人づつ鎌で稲刈り体験
一人づつの稲刈り体験。稲刈りかまの危険度
は大きい。だから、真剣 集中

安全な使い方を知る。
安全な使い方を知る。
左手は稲の束。利き手には鎌。
できるだけ根っこの方を刈る
できるだけ根っこの茎の方を刈る。
なるべく安全に刈るにはと考えたら
この体制になったらしい

「僕は稲刈り鎌の切り方で刈ってみたい」
鎌の歯はカーブしている。
恐ければノコギリのように
ギコギコすればいいのアドバイスに
「僕は稲刈り鎌の切り方がいい」
ときっぱり。

恐さと新しい体験が気持ちを高める
鎌の切り方を取得。安全が基本。
恐さと新しい体験が気持ちを高めてくれる


「見る力」じ~と鎌の切り方をを見る
「見る力」じ~と鎌の切り方を見る
集中力と緊張感と気持の高揚感

稲を切る音に注目「ザク」
稲を切る音に注目「ザク」
「気持ちいい」

棒に引っかけたら下に引っ張る
棒に引っかけたら下に引っ張る

とにかくギュウギュウと押して
とにかくギュウギュウと押して

下に引っ張りながら前の稲の下に押し込む
下に引っ張りながら前の稲の下に押し込む
保育園の先生たちもう少しで収穫
保育園の先生たち。もう少しで終わる。
子どもはあぜ道に座って見学ツアー。
「がんばれ」


手狩りなのでワラで縛る
手狩りなのでワラで縛る。

助っ人は生坂テレビマンと地元の新聞記者
助っ人現る。
生坂テレビマンと地元の新聞記者さん

子ども達仕事だよ。はぜかけ米作るよ
「子ども達仕事だよ。
稲を運んではぜかけ米にするよ。
ギュウギュウ押して」

引っ張りながら押す
引っ張ったら強く押す

前の人のやり方を見る
「前の人が左が多かったら今度は右側が多い
農業って段取りと順番が基本

皆で運んではぜ棒で干す
皆で運ぶ。順番にはぜ棒にかけていく

はぜ棒の端から端まで稲が干された
はぜ棒の端から端まで稲を干した。

二段目に干す。子供の仕事は「さん出す」
二段目に干す。地元言葉で
「子どもの仕事は稲をさん出す事」
という風に言って仕事を振る。
「さん出す」とは大人に手渡す事を言う
「さん出す」とは大人に手渡すことを言う


全員で記念撮影
全員で記念撮影

はぜかけ米とブルーシート
「はぜかけ米とブルーシート」
秋の風物詩

青空にトンビが旋回していた
終了して空を見上げたらトンビが
旋回していた。

新聞に載りました
後日、新聞に載りました